番組審議会

更新日:2019年3月25日

LOVE FM放送基準

ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。



ラブエフエム国際放送 番組審議会からのお知らせ

第165回 番組審議委員会 議事録概要

● 開催日時 平成31年2月15日(金)18:00〜
● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 本社会議室
● 出席委員
  伊藤 寛(委員長)
  井本 彩乃
  姜 益俊
  高木 友子
  ヴィルジニー・マルモル

  (社側出席者)
  東 圭司(代表取締役社長)
  竹石 明弘(営業企画本部長)
  宮原 康介(コンテンツ部長)
  村本 朗子(編成)
  菊地 純哉(編成)
  吉田 晴子(編成)
  温水 慎一郎(制作)
  穴井 桂(制作)
  益田 啓一郎(制作)


● 議題
「時をつなぐ、地域をつなぐJAL九州歴史ロマン街道」毎週日曜日14:15〜14:45(30分番組)

● 議事の主な内容
番組視聴後、番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・歴史を通して地域の魅力を伝える番組というのは簡単にできる事では無いと思って聴いています。中年からすると予備知識があるので入ってきやすい内容ではあります。ただ、誰にリーチしたいのかというのを考えると、若い人や外国の人にも聴いてほしいのであれば、トークがかなり平坦で辛いのではないかと思います。どこかにわかりやすいキーワードを何分かに1回入れるとか、耳を傾けたくなる掴みの作り方も大事です。要所要所でDJの方におさらいを入れてもらうと、少し聞きやすくなると思います。
・コンセプトは“散歩しながら歴史を学ぶ”ですが、座って集中しないと分からないのでコンセプトにそぐわないと感じました。
・話が始まる前に、ボキャブラリー・リスト、キーワードを取り上げてはどうでしょうか。いくつかの用語の意味や背景などを説明してから、トークを始めたほうが聞き手にとっては分かりやすいと思います。
・歴史をわかっている前提で話されるので、地理についての話などは、私が福岡に住んでいないのもあり、置いていかれる感がありました。
・歴史が好きな人は集中して聴くと思います。興味が無い人も、神話や逸話は興味をもって聞くと思うので、そういう話の時は朗読があっても良いかなと思います。
・観光名所とまではいかなくても、裏名所の紹介など実際に行ってみたいと思えるような紹介があったら、興味をもって聴けるかなと思います。
・聞いていて分からない部分もありますが、益田さんも出演者の方も歴史への愛が伝わってきてよいと思います。番組で紹介するのはコアなエリアが多かったので、例えばベタなエリアだけど実は知らないことを紹介したり、多言語で掘り下げたりするのも良いなと思いました。
・タイトルは「九州歴史ロマン街道」となっていますが、日本でいう“街道”は独特で、スポットが点々としている。タイトルの印象では道なりに紹介するのかと思うのですが、実際に聴いてみると、ロマン街道というよりは九州全体の紹介という印象を受けました。
・タイトルの“ロマン街道”の通りどこかでロマンチックな部分があってほしいですね。物語の中で想像させてもらえるようなロマンがあると良いなと思います。


次回番組審議委員会は4月に開催予定です。

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