番組審議会

更新日:2016年05月19日

LOVE FM放送基準

ラブエフエム国際放送は、貢献・文化の向上・公共の福祉・産業と経済の繁栄に役立ち、平和な社会の実現に、放送によって寄与することをその使命とする。
われわれは、この自覚に基づき、民主主義の精神に従い、基本的人権と世論を尊び、言論および表現の自由を守り、法と秩序を尊重して社会の信頼に応えていく。
上記目的を実現するために、当社は放送番組を次の基準によって編集する。


○ できる限り多くの言語で情報を提供し、九州北部在住の様々な国の人々とコミュニケーションを図っていくことを目指す。
○ 放送内容は、従来のようにアップ・トゥ・デイトなニュースに限らず、母国の情報、災害時の緊急放送、生活面での必要な情報などをそれぞれの母国語で語りかけるような新しい概念の放送を目指す。
○ 報道番組は、すべての干渉を排し、政治・経済・社会上の諸問題に対して公正な立場を守り、対立意見の問題に関しては多角的に論点を明示する。
○ 教育番組・教養番組に関しては、対象を明確にして妥当な時間帯に編成し、必要な告知を実施する。
○ 娯楽番組は、聴取者に健全な楽しみを提供し、生活内容を豊かにすると共に、その育成を図る。
○ 社会の公安及び善良な風俗に反する放送は行わない。
○ 個々の番組の企画・制作・実施にあたっては、『日本民間放送連盟基準』を遵守することを基本方針とする。



ラブエフエム国際放送 番組審議会からのお知らせ

第138回 番組審議委員会 議事録概要

● 開催日時 平成28年5月9日(月) 18:00〜
● 開催場所 ラブエフエム国際放送株式会社 本社会議室
● 出席委員
  伊藤寛(委員長) 王麗嵐
  姜益俊  木本香苗
  平山雅彦  鎌田和彦

  (社側出席者)
  東 圭司(代表取締役社長)
  竹石 明弘(放送局次長)
  村本 朗子(編成)
  小川 裕子(コンテンツ部長)
  波多江 和之(編成)
  村尾 陽子(編成)
  西島 浩一郎(制作)
  穴井 桂(制作)
  温水 慎一郎(制作)

● 議題
「熊本地震の際の緊急放送に関して」

● 議事の主な内容
番組視聴後、番組制作プロデューサーより、番組の概要について説明があり、委員の皆様からは以下のようなご感想、ご意見をいただきました。

・約1ヶ月前に、サイマル放送で防災ラジオをやったばかりで地震が起きた。14日の地震直後に番組を切り替えて対応して下さった事は、番組を聴いていて「DJの皆さん、スタッフの皆さんは大変だったろうな〜」とヒシヒシと感じた。また、携帯の速報がなる度に「落ち着いて下さい」というDJさんの呼び掛けが心強く思った。1週間後、通常放送と地震情報のコンバインのバランスがとれていた気がする。今回、在福・在九州の外国人の方がどのくらいラジオにアクセスし、役立ったのか意見交換したい。
・14日、地震発生時はオフィス(天神)に居り、車で帰宅中にラジオを聴いてた。緊急時に音楽が流れていましたが、その音楽の雰囲気で不安・怖さを感じたので、適度におしゃべりも入れながらニュースを読む事は出来なかったのかなと思った。
・この時間は起きていたが、自分はNHKを見ていた。テレビを見れない地域にとって、ラジオはとても強力な武器になる。LOVE FMの特徴を考えると、全て外国語で良いのではと思った。日本人の大半はNHKを見るのではないか。緊急放送(テロ・災害)は外国語に特化するのが良いと思う。役割が大きいと思うので、英語のボリュームも日本語並みで検討してみては?
・香港からのお客さんがいて、情報が必要だった。家での避難情報も必要ですが、屋外・路上・車を運転中の場合などの情報も必要だと思う。交通情報詳細まで難しければ、交通情報が入手できる電話番号などの、アクセス番号の放送が役に立つと思う。
・今回の地震では、海外からの滞在者も不安になったと思うので、市内のホテルなどにも「緊急時にはLOVE FM」の様なPRが出来たら良いなと思った。実際のところ、外国人の同僚はFacebookなどのSNSで情報を取っていた様なので、LOVE FMでもインターネット媒体を活用して、リスナーがどういう情報を欲しているのかなどを収集して、その情報に即した発信をして頂ける様になるといいなと思う。
・外国の知人に一番聞かれたのは“交通はどうなっているのか”ということだった。(例えば留学生の場合)回りの日本人は実家に帰るなどして不在のため、情報をどこから取ったら良いのか分からなかった。言語の事を言うと、福岡には実はアラブ人は多く、ベトナム語も多くいる。人数で言えば中国語だとは思うが、英語は分かる人も多いので、選んでいたらキリが無い。福岡市内もしくは、九州での外国人の分布・人数などを考慮して、外国語での放送頻度を決められたら良いかもしれない。


次回番組審議委員会は6月に開催予定です。

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